18Jun

物販アフィリエイトのASPと言えば楽天とAmazonが有名ですよね。
私も利用しているのですが実際どちらがASPとしていいのでしょう?
今回は楽天とAmazonについて解説していきます。
料率と商品を見ればAmazon優位
同じ商品をアフィリエイトするにしても料率によって報酬に差が出ます。
例えば、10,000円の化粧品をアフィリエイトしても、楽天市場の一般的な利率は1%ですので報酬は100円にしかなりません。しかし、Amazonだとビューティー系の料率は5%なので報酬は500円になります。(楽天もショップによっては高利率の商品もあります)
このように「料率」はアフィリエイトをする上で大切なのですが、楽天は先程も書いたようにほとんどのショップが料率1%となっています。一方、Amazonはジャンルによって料率が異なります。
★Amazonの利率(抜粋)
10% | インスタントビデオ、コイン |
8% | Kinble、デジタルミュージック、アプリ、食品、お酒、ファッション |
5% | ヘルス・ビューティー用品、ペット用品 |
4% | DIY、ベビー、マタニティ、スポーツ、アウトドア、ギフト券 |
3% | 本、オフィス用品、文房具、おもちゃ、ホビー、雑貨 |
2% | CD、DVD、ゲーム、カメラ、家電、カー用品 |
0.50% | フィギア |
0% | ビデオ |
つまり、デジタルミュージックなどをアフィリエイトしたいとなると、料率の高いAmazonのほうが楽天より有利になるということですね。
また、AmazonではAndroidアプリや成人コンテンツも取り扱っているので商品の豊富さでも楽天より優位と言えます。
クッキーを見れば楽天優位
例えば、ユーザーがみなさんのアフィリエイトリンクから商品ページに行ったとします。ここで商品を買ってくれれば報酬が発生するのですが、「ちょっと考えよう…」と買わずに他のページに行ってしまったとします。
それから数日後、「やっぱり、買っちゃおう♪」と商品ページに再度訪れて購入。
よくある話ですが、この場合の報酬はどうなるのでしょう??
実は、楽天の場合はユーザーがアフィリエイトリンクを踏んで30日以内に購入してくれれば報酬が入る仕組みになっているんです。一方、Amazonは24時間以内の購入であれば報酬が入る仕組みになっていますので、チャンスは楽天のほうが多いということになります。
恐らく、初心者の方はあまりなじみがないと思いますが、このようなパソコン上のシステムを「クッキー(Cookie)」と呼びますので覚えておいたほうが良いでしょう。
クッキーは上書きされる
さて、クッキーによって楽天は30日間のチャンスがあるわけですが、実はクッキーは上書きされていきます。
例えば、ユーザーがAサイトで楽天のリンクを踏んで、1週間後にBサイトで楽天のリンクを踏んだとします。そして、2週間後に商品を買った場合、その報酬は新しくリンクを踏んだBサイトに入るということです。
実は、楽天アフィリエイトはクッキーが30日間有効と言うこともあってアフィリエイターの中では人気ASPのひとつとして知られているのですが、同時に競合が多く「クッキーの奪い合い」となっている現実があるんですよ。
まとめ
クッキーによるチャンスの多さは楽天、品揃えと料率はAmazonがそれぞれ優位と言えます。
早い話「どっちもどっち」と言うことになります(-_-;)
ただ、効果的にアフィリエイトをするなら、リンクを踏んで欲しいだけのサイトには楽天、アプリなど特定の商品をアフィリエイトしたい場合や、特定の商品を強くアフィリエイトしたい場合はAmazonと使い分けるのが有効な戦略と言えそうです♪